Criteo OneTag - エラーメッセージの対応

概要

Criteo Management Center - タグ検証モジュールに表れるエラーの対応ガイドです。

頻度が多いエラー

メール: パラメータがありません

タグに訪問者のメールアドレスを取得できるフィールドがありません。OneTag ガイドを確認し、メールアドレスを取得することをお勧めします。訪問者のメールアドレスが確認できない(例:ログイン機能が無い)サイトは、このメッセージを無視してください。

メールアドレスを取得できない場合以下のように空のEmailを送るように設定してください:

{ event: "setEmail", email: "" },

メールアドレスを取得できる場合は以下のようにEmailを値としてパラメータに入れてください:

{ event: "setEmail", email: "ハッシュ化されたメールアドレス", hash_method: "sha256" },
メール: パラメータの形式が正しくありません

タグで送られたメールアドレスが正しいフォーマットではありません。Criteoがサポートできるメールアドレスは、ハッシュ化したメールアドレスのみです。ハッシュ化したメールアドレスをタグに実装するには、以下のプロセスが必要です。

Emailはハッシュ化する前に必ず以下の処理を行ってください。

  • トリミング(訪問者のメールアドレスの前後空白の除去)
  • 小文字に変換

正しいメールアドレスフォーマット: 以下のようにタグに記載してください

<!-- ハッシュ化したメールアドレスの実装例 -->
{ event: "setEmail", email: "1b5d664dcaaf2f977f.....", hash_method: "sha256" },
直近1時間の全てのイベントが同じメールです

タグのメールアドレスが正しく実装されているかを確認してください。メールアドレスに固定の値が入っている可能性があります。メールアドレスはログインした訪問者のメールアドレスを動的に取得する必要があります。サイトにログイン機能が無い場合は、空の文字列を記入してください。

直近48時間にヒットなし

サイトに十分なトラフィックが無いので情報の量が足りないと言う意味です。トラフィックに問題が無い場合、タグの実装に不備がある可能性があります。タグ実装にも問題がなければ、サイト上のJavaScriptにエラーが無いかブラウザーの開発ツールでご確認ください。意図的にタグを実装しなかった場合はこのメッセージを無視してください。

商品情報に関するエラー

商品ID: 空の値で送信されたパラメーター

タグで商品IDを取得していない場合に表示されます。タグの実装を確認し、商品IDを正しく取得するように修正してください。問題がなければタグHITレポートを確認し、詳しく調べることができます。

タグHITレポートは、タグ/イベント -> イベントのステータスでタグ別ダウンロードができます。

タグとカタログから送信された価格が一致しません

商品カタログ(フィード)の商品価格とタグから送られた商品価格が一致していないことを意味します。タグ実装が正しくない可能性もありますが、商品のオプション・税金などの影響で価格が変わった場合、このメッセージが表示されます。

タグとフィードの一致率が60%未満です。修正が必要です

商品カタログ(フィード)のIDとタグから送られた商品IDが一致していないことを意味します。タグ実装が正しくない可能性もありますが、タグに問題がなければタグで取得している商品IDと同様のIDをフィードに入力してください。

Conversionタグに関するエラー

トランザクションIDの重複

タグで取得されたTransaction IDに重複が見つかりました。Transaction IDはユニークである必要があります。
一部ウェブサイトで注文番号が存在しない場合は、Transaction IDに乱数入力の見本を参考にしてランダムのTransaction IDを入力してください。
また、購入完了ページが再読み込みされると、同じTransaction IDでタグ発火することがあります。このようなケースであれば無視してください。