Yahoo!タグマネージャ

概要

クリエイティブソリューションをYahoo!のタグ管理に実装するためのガイドです。

サイトにぺージデータを挿入する

Criteoのタグを実装するトップぺージ、商品一覧ページ、商品詳細ぺージ、バスケットぺージ、コンバージョンぺージに、ぺージ情報を動的に渡すJavascript配列あるいは連想配列があるか確認し、無ければ挿入してください。

すでにCriteoのタグに必要なデータを渡す連想配列があれば次のステップへ進む ステップ. Criteoタグが必要とするページデータが無い場合、Criteoの仕様に合った以下のページデータを参考にすることをお勧めします。 ページデータを挿入する

ページデータはJavascriptで書かれる変数で、ウェブサイトのソースコードの中に埋め込まれている必要があります。 お勧めするCriteo仕様のページデータ

HTMLの中でYTMユニバーサルタグの前に以下のコードを追加してください。

トップページ

動的なぺージデータをホームページのソースコードに追加する :

<script type="text/javascript">
var pageData = {
        "pageName":"home",
        "email":""
    };
</script>

製品一覧ページ

動的なぺージデータをホームページのソースコードに追加する :

<script type="text/javascript">
var pageData = {                       
        "pageName":"list",
        "email":"",
        "itemList": [{"pid":"product1"},{"pid":"product2"}, {"pid":"product3"}];
    };
</script>

製品詳細ページ

動的なぺージデータをホームページのソースコードに追加する :

<script type="text/javascript">
var pageData = {"pageName":"product",
    "email":"",
    "item": "product1"
};
</script>

買い物かごページ

動的なぺージデータをホームページのソースコードに追加する :

<script type="text/javascript">
var pageData = {
"pageName":"basket",
"email":"",
"items":[
    {"id":"product1","price":"1000","quantity":"3"},
    {"id":"product2","price":"2000","quantity":"2"},
    {"id":"product3","price":"3000","quantity":"1"}
    ]
};
</script>

コンバージョンページ

動的なぺージデータをホームページのソースコードに追加する :

<script type="text/javascript">
var pageData = {
"pageName":"conversion",
"email":"",
"transactionID":"transationid1234567890",
"items":[
    {"id":"product1","price":"1000","quantity":"3"},
    {"id":"product2","price":"2000","quantity":"2"},
    {"id":"product3","price":"3000","quantity":"1"}
    ]
};
</script>

YTMでデータエレメントを設定する

ページデータの変数をYTMが認識し、タグにに渡せるように設定する必要があります。

変数は正式にはデータエレメントと呼ばれ、タグの設定時には次のようなフォーマットで宣告します : [[MyVariable]] タグが必要とする変数を作成ステップを踏んで作成します

  1. データディクショナリー > データエレメントを追加 1

  2. 下のリストに従って新規データエレメントに名前をつける 2

  3. ウェブサイト >ぺージ詳細 >データバインディングを追加 3

  4. ページデータを参照するようにデータバインディングエクスプレッションを入力

    CriteoPartnerID

    • 変数の種類 :  定数
    • パートナーIDはタグガイドと一緒に送られたタグの中に記載してあります 例 : {{accountid}} 6

    CriteoEmail

    • 変数の種類 : データエクスプレッションでページデータを参照
    • ぺージデータの中のEメールを含む変数: pageData.email
    • (ぺージデータの中のデータを確認するには、Chromeのコンソールの中で"pageData"と打つ) 7

    CriteoProductID

    • 変数の種類 : データエクスプレッションでページデータを参照
    • ぺージデータの中の商品IDを含む変数: ProductID 8

    CriteoItemList

    • 変数の種類 : データエクスプレッションでページデータを参照
    • ぺージデータの中で、表示商品のうち上位三つ製品IDを含む変数: pageData.itemList
    • カスタム Javascriptを使ってこの配列を作成することも可能です 9

    CriteoPageName

    • 変数の種類 : データエクスプレッションでページデータを参照
    • ぺージデータの中でぺージの種類を含む変数: PageData.pageName 10

    CriteoBasketItem

    • 変数の種類 : データエクスプレッションでページデータを参照
    • 買い物かごに入っている全ての製品IDとその値段、個数を含む連想配列をページデータから参照: pageData.items 11

    CriteoConversionItem

    • 変数の種類 : データエクスプレッションでページデータを参照
    • 購入された全ての製品IDとその値段、個数を含む連想配列をページデータから参照: pageData.items 12

    CriteoTransactionID

    • 変数の種類 : データエクスプレッションでページデータを参照
    • トランザクションID(注文番号)をページデータから参照: pageData.transactionID 13

    CriteoBasketAssociativeArray

    • 変数の種類 : カスタムJavascriptをデータバインディングエクスプレッションに設定
    • 一覧ぺージ、バスケットぺージ、コンバージョンぺージの複数の商品データを含む配列は連想配列でなければCriteoのタグテンプレートにフィットしません。連想配列に定義しなおすには以下のコードを参考にしてください。 ここではバスケットぺージの商品データが普通の配列であると想定して連想配列に再構成するループの一例となります。: 14
var pageData = {
    "pageName":"basket",
    "email":"",
    "items": [["pid1111",2000,4],["pid2222",1500,1],["pid3333",1200,2]]
};

pageDataitemsは例なので、実際に製品データを含むデータレイヤーの変数名が違う場合はその名前に置き換える。 id, price, quantity をキーとして連想配列を定義する。

(function() {
    var itemArray = pageData.items;
    var associativeArray = [];
        for(var i=0; i<itemArray.length; i++){
               associativeArray.push(
               {'id':itemArray[i][0],'price':itemArray[i][1],'quantity':itemArray[i][2]}
               );
        }
    return associativeArray;
})();

Criteoサービスタグを設定する

  1. サービスタグ管理 > サービスタグを追加 4

  2. Criteoを検索 > 設定するタグを選択 15

  3. 以下のリストに従ってタグに名前をつける

    • Criteo トップページタグ
    • Criteo 一覧ページタグ
    • Criteo 詳細ぺージタグ
    • Criteo バスケットぺージタグ
    • Criteo コンバージョンページタグ
  4. 各タグを設定する

    • データエレメントのアイコンを押すと参照できるデータエレメントのリストが出るので、そこから使いたいデータエレメントを選択 15
    • Criteo トップページタグ
      • データエレメントを以下のように設定して保存
      • サイトタイプはPCサイトに実装するときは"desktop" モバイルサイトでは"mobile"を選択 16
    • Criteo 製品一覧ページタグ
      • データエレメントを以下のように設定して保存
      • サイトタイプはPCサイトに実装するときは"desktop" モバイルサイトでは"mobile"を選択
      • 商品IDの連想配列を参照するようキー名(pid)をProduct ID Keyに入力 17
    • Criteo 詳細ぺージタグ
      • データエレメントを以下のように設定して保存
      • サイトタイプはPCサイトに実装するときは"desktop" モバイルサイトでは"mobile"を選択 18
    • Criteo バスケットぺージタグ
      • データエレメントを以下のように設定して保存
      • サイトタイプはPCサイトに実装するときは"desktop" モバイルサイトでは"mobile"を選択
      • 連想配列の商品ID、単価、個数を参照するよう キー名(id,price,quantity)を入力 19
    • Criteo コンバージョンページタグ
      • データエレメントを以下のように設定して保存
      • サイトタイプはPCサイトに実装するときは"desktop" モバイルサイトでは"mobile"を選択
      • 連想配列の商品ID、単価、個数を参照するよう キー名(id,price,quantity)を入力 20

タグ実行条件を設定する

このガイドでは例として [[CriteoPageName]]の値を参照します。

  1. サービスタグの管理 > タグ実行条件 21

  2. それぞれのタグに対してタグ実行条件を設定する

    • Criteo トップぺージタグ
      • CriteoPageType が homeに等しい 22
    • Criteo 一覧ページタグ
      • CriteoPageType が listに等しい 23
    • Criteo 詳細ぺージタグ
      • CriteoPageType が productに等しい 24
    • Criteo バスケットぺージタグ
      • CriteoPageType が basketに等しい 25
    • Criteo コンバージョンページタグ
      • CriteoPageType が conversionに等しい 26

タグを有効にする

  1. テストするタグを有効にし、サイト上でタグが発火しているか確認する 27

検証

[[accurate]]